LINE公式アカウント検索方法を完全解説！探し方から見つからない原因まで！

Masakiです。

「LINE公式アカウントを検索したいけど、やり方がわからないんだよな…」
「お店のLINE公式アカウントどこにあるの？？」
「追加したLINE公式アカウントにメッセージを送りたいけど送れないんだけど…」

このような疑問やお悩みを持ってたりしませんか？

今回はLINE公式アカウントの検索方法を中心に、見つからない原因や対処法まで詳しく解説します。

ぜひ最後まで読み、便利なLINE公式アカウントを活用してみてほしいと想います。

LINE公式アカウントとは？基本と役割

まずLINE公式アカウントとは、企業や店舗、団体、著名人などが情報発信に利用できるビジネス用のLINEアカウントです。

通常の個人LINEアカウントとは異なり、不特定多数のユーザーに対してメッセージ配信やクーポン配布などができるのが特徴です。

LINEユーザーであれば誰でも友だち追加でき、追加すると店舗からの最新情報やお得なクーポンを受け取れるメリットがあります。

LINE公式アカウントはかつて「LINE@（ラインアット）」と呼ばれていたもので、2019年以降に現在の名称に統合されました。

公式アカウントには以下のような種類（認証ステータス）があります。

認証済アカウント（青色のバッジ）

LINE社の審査を通過した公式アカウントです。

アカウント名で検索表示され、公的機関や大企業、著名ブランドなど信頼性の高いアカウントに付与されます。

未認証アカウント（灰色のバッジ）

誰でも作成できる公式アカウントで、審査を経ていないものです。

後述する検索結果には通常アカウント名では表示されず、ID検索でのみヒットします。

小規模店舗や個人事業主、インフルエンサーなどはこちらからスタートする場合が多いです。

プレミアムアカウント（緑色のバッジ）

一部の大企業や有料契約により提供される特別な公式アカウントです。

プレミアムならではの追加機能や露出が与えられることがあります（一般的にはあまり多くないため、本記事では主に認証済み・未認証について解説します）。

以上のように、LINE公式アカウントは企業・店舗とユーザーをつなぐ公式の連絡手段として幅広く利用されています。

友だち追加するユーザー側にとっては、お気に入りのブランド情報を受け取ったり、問い合わせをしたりできる便利なツールです。

一方、運用する企業・店舗側にとっては、LINEというプラットフォーム上で顧客と直接コミュニケーションを取れる強力なマーケティングチャネルとなります。

LINE公式アカウントの検索方法

ここからは、本題であるLINE公式アカウントの探し方・検索方法について説明します。

LINE上で公式アカウントを見つけて友だち追加する方法はいくつかあります。

スマートフォンのLINEアプリを使った名前検索やID検索、公式アカウントが掲示するQRコードを読み取って追加する方法。

順番に具体的な手順を解説します。

LINEアプリからの検索手順

LINEアプリ内からキーワードや名前で公式アカウントを検索する方法です。手順は次のとおりです。

1. LINEアプリのホーム画面を開く – 画面上部に検索窓（「🔍スタンプ、友だち」等と表示）があるのでタップします。

2. 検索ワードを入力する – 追加したい公式アカウントの名前や関連キーワード、またはLINE ID（「@」から始まる英数字）を入力します。

3. 検索結果から「公式アカウント」タブを選ぶ – 検索結果画面では上部にタブが表示され、「公式アカウント」カテゴリに該当アカウントが一覧表示されます（※画像右：キーワード「ビーガン」で検索し「公式アカウント」タブを表示した例。

該当する公式アカウントが一覧表示され、緑色の追加アイコンで友だち追加が可能）

4. 目的のアカウントをタップし追加 – 該当する公式アカウント名をタップすると、プロフィール画面が開きます。

そこで「追加」ボタンを押せば友だち追加完了です。

この方法では、認証済みアカウントであれば名前やキーワードから検索できますが、未認証アカウントは後述のとおり通常のキーワード検索では表示されません。

また、検索窓から直接ではなくカテゴリ別に探すことも可能です。ホーム画面の「すべて見る」→「公式アカウント」と進むと、公式アカウントの検索画面が開きます。

例えば「飲食店・レストラン」「旅行・観光」「自治体」などカテゴリータブから興味のある分野の公式アカウントを見つけることができます。

必要に応じてカテゴリ検索も活用しましょう。

※PC版LINEから公式アカウントを検索することも可能です。

PC版では友だち追加画面でID検索等を利用できますが、スマホアプリに比べ機能が限定される場合があります。

基本的にはスマートフォンでの検索・追加をおすすめします。

ID検索のやり方と注意点

LINE ID（ラインID）とは、各LINEアカウントに設定された@から始まる固有の文字列です。

公式アカウントの場合も、例えば「@xxxxxxx」のようなIDが割り当てられており、これを使って直接検索・追加することができます。

ID検索の手順は次のとおりです。

手順
先ほどのLINEアプリ検索窓に「@」を含めたIDを入力して検索します。

検索結果に該当の公式アカウントが表示されたらタップして追加します。

例えば公式アカウントのIDが「@LINEbiz」の場合、「@LINEbiz」とそのまま検索してください。（※「@」を省略すると見つからないので注意）

ID検索を利用すると、アカウント名ではヒットしない未認証の公式アカウントでも追加可能です。

公式アカウント運営者が認証を取得していなくても、ユーザーがIDを知っていれば友だち追加できる仕組みです。

店舗や個人ビジネスの公式LINEを宣伝する際、「当店LINE IDは @abcd1234」のように案内しているのはこのためです。

注意点：LINEのID検索機能はセキュリティ上、18歳以上のユーザーのみ利用可能に制限されています。

青少年保護の観点から、年齢認証を済ませていないアカウントではIDによる友だち追加検索ができません。

そのため、自分のLINEでID検索が使えない場合は年齢確認（携帯キャリア連携など）を行うか、別の方法（後述のQRコードなど）で追加する必要があります。

QRコードからの登録方法

次に、QRコードを使って公式アカウントを友だち追加する方法です。

公式アカウントの案内ポスターやWebサイト上で「友だち追加用QRコード」が掲示されていることがあります。

これを読み取れば、一発でそのアカウントを友だちに追加できます。

QRコード利用の主な方法は2通りあります。

QRコード登録方法①：スマホのカメラで直接読み取る– 印刷物や他の画面に表示されたQRコードを、お使いのスマートフォン標準のカメラアプリでスキャンします。

近年のスマホはカメラをかざすだけでQRコードを認識し、対応するリンクを表示します。

LINE公式アカウントのQRコードであれば、リンクをタップするとLINEアプリが起動し「友だち追加画面」に進みます。そのまま追加ボタンを押せば完了です。

スマホによってはカメラで読み取った際「LINEで開く」と表示される場合もあります。

QRコード登録方法②：LINEアプリのQRコードリーダーを使う – LINEアプリ内にもQRコード読み取り機能があります。

ホーム画面で「友だち追加（＋マーク）」アイコンをタップし、「QRコード」を選択するとカメラが起動します。

表示されたQRコードにカメラを向ければLINEが認識してくれます。

認識後、その公式アカウントの追加確認画面が表示されるので「追加」をタップしましょう。

こちらも即座に友だち追加が完了します。

いずれの方法でも結果は同じですが、チラシや店舗レジ横の印刷されたQRコードを読み込む場合は方法①が手軽です。

逆に、スマホ画面に表示されたQRコード（例えば友人からスクリーンショットで送られてきた場合）を読み取るには方法②が便利です。

画像からQRコードを読み込む方法

友人や公式サイトからQRコードの画像を入手した場合、その画像ファイルから公式アカウントを追加することもできます。

LINEアプリのQRコードリーダーには、カメラでの読み取りだけでなく画像ファイルを選択して読み取る機能があります。

具体的には、QRコードリーダー画面の右下にある四角いボタン（ライブラリボタン）をタップすると、端末内の画像フォルダを開けます。

LINEアプリのQRコード読み取り画面で、右下のライブラリ（四角いアイコン）をタップすると写真アルバムが開く。

保存しておいたQRコードの画像（赤い矢印で示したサムネイル）を選択すると自動的に読み取りが行われ、友だち追加画面に進む。

手順

友だち追加画面から「QRコード」読み取りを開き → 画面内のライブラリボタン（□）をタップ → アルバムから該当のQRコード画像を選択 → 認識された公式アカウント情報が表示されたら「追加」をタップ、で完了です。

スクリーンショットで受け取ったQRコードでも同様の手順で問題なく追加できます。

スクリーンショットなど画像形式になったQRコードでも問題なく読み取れますが、取り扱いには注意しましょう。

他人にその画像が漏れると、誰でもあなたと同じ公式アカウントを友だち追加できてしまいます。

基本的に公開用のQRコードは誰でも読み取れる情報です。個人間で共有されたQRコード画像は、不要になったら削除するか厳重に管理することをおすすめします。

検索でLINE公式アカウントが見つからない原因と対策

せっかくLINE公式アカウントを探そうとしても、「検索結果に出てこない」「見つからない」というケースがあります。

ここでは、検索しても公式アカウントが見つからない主な原因とその対策について、検索する側と検索される側（運営者側）双方の観点から解説します。

検索設定の非表示になっていないか確認

検索しても出てこない原因としてまず考えられるのは、公式アカウント側の設定によるものです。

LINE公式アカウントには、運営者が検索結果に表示させるか否かを設定できる項目があります。

これが「非表示（公開しない）」に設定されていると、ユーザーが名前やキーワードで検索してもヒットしません。

対策（運営者向け）

管理画面の「アカウント設定」で情報の公開設定を確認しましょう。

ここで「検索結果での表示」という項目を「表示」にしておく必要があります。

手順としては、LINE Official Account Manager（管理画面）にログインし、「設定」＞「アカウント情報の公開」から「検索結果で表示する」をオンにします。

併せて、アカウント名や基本情報も正しく設定されているか確認してください。

この設定により、まだ友だち追加していない一般ユーザーでもLINE内検索でそのアカウントを見つけられるようになります。

もし自分がユーザー側で「いつも行くお店の公式LINEが見つからない…」という場合、そのお店側が上記の設定をオフにしている可能性があります。

その場合はお店から直接IDやQRコードを教えてもらうか、公式サイト上のリンクから追加する方法を探してみましょう。

「検索結果に表示しない」設定自体は運営者の任意であり、たとえば限定公開したい場合や開設当初のテスト運用時にオフにしていることがあります。

LINE公式アカウントの審査・制限について

次に考えられる原因は、アカウントの認証状況およびLINE社のガイドラインによる制限です。

未認証アカウントである場合

前述のとおり、未認証（グレーのバッジ）の公式アカウントは名前やキーワードで検索しても表示されません。

LINEの検索結果に掲載されるには、原則としてLINE社の審査を通過した認証済みアカウント（ブルーバッジ）である必要があります。

そのため、ユーザー側から見ると存在に気づきにくく、「見つからない」状態となります。

対策として、運営者は認証申請を行いアカウントを認証済みにすることが望ましいでしょう。

認証を受ければ、公式アカウントリストやカテゴリ別にも掲載され、ユーザーの目に留まりやすくなります。

新規開設直後・一時的な非表示

公式アカウントを開設したばかりの場合、検索結果に反映されるまで少し時間がかかることがあります。

また、審査中の段階では検索に出てこないことも考えられます。認証申請中の場合は審査完了を待ちましょう。

ガイドライン違反による制限

LINE社が定める利用規約やガイドラインに違反した公式アカウントは、検索結果から除外されたり、最悪の場合アカウント停止となることもあります。

特にインターネットビジネス関連のビジネスを行っている人はよくアカウント停止になってしまったという声が多く挙がります。

例えば不適切なコンテンツを配信したり、ユーザーからスパム報告が多発するとペナルティを受ける可能性があります。

そのような場合、運営者側で是正しLINE社に問い合わせる必要があります。

ユーザー側からはどうしようもないため、公式発表などを待つしかありません。

以上が主な原因です。

まとめると、「検索しても公式アカウントが出てこない」ときは、検索する側の要因（自分の検索方法や年齢制限など）と、検索される側の要因（運営者の設定や認証状況など）の両面を確認することが重要です。

運営者はユーザーに見つけてもらいやすいよう適切な設定と認証取得を行い、ユーザー側もID検索やQRコードなど他の手段を試してみると良いでしょう。

よくある疑問と対処法

ここでは、LINE公式アカウントにまつわるよくある質問をピックアップし、その原因と対処法を解説します。

メッセージの送受信に関するトラブルから、複数人でのアカウント管理、料金プランまで、押さえておきたいポイントを順番に見ていきましょう。

メッセージが送れない場合の対応

Q.友だち追加したLINE公式アカウントにメッセージを送れない（チャットができない）のはなぜ？どう対処すればいい？

A.いくつか原因が考えられますが、主に以下のような理由が考えられます。

公式アカウント側でチャット機能をオフにしている

LINE公式アカウントには、ユーザーからの1対1チャットに対応するかどうか設定する項目があります。

運営者が応答モードを「自動応答」のみに設定し、チャットモードを無効にしている場合、ユーザーから送信しようとしてもメッセージは相手に届きません。

特に大企業や自治体のアカウントでは、問い合わせを個別対応せず情報発信専用としているケースがあり、「このアカウントではチャット対応を行っていません」等の注意書きがプロフィールに記載されています。

対処法としてはどうにもできません。

諦めて公式サイトの問い合わせフォームなど別の連絡手段を使いましょう。

相手（運営者）から一度もメッセージが送られてきていない

LINE公式アカウントでは、プライバシー保護の観点からユーザーが最初にメッセージを送信するまで運営者側から個別チャットを開始できない仕様があります。

しかしこれに関連して、運営者がチャットモードをオンにしていてもユーザーからの最初のメッセージが送られていない状態では会話スレッドが開けない場合があります。

つまり、ユーザーが話しかけない限り運営者側も返信できず、一見「チャットできない」ように見えるのです。

対処法として、まずユーザー側からメッセージを1通送ってみることです。

それでも返信が無ければ別の原因が考えられます。

自分が公式アカウントをブロックしている

誤ってユーザー側で公式アカウントをブロックしていると、当然ながらメッセージの送受信はできません。

友だちリストから対象アカウントの設定を開き、ブロックの有無を確認しましょう（ブロック中なら解除します）。

通信環境や一時的な不具合

基本的な点ですが、電波状況が悪かったりLINEアプリの不調でメッセージが送れないケースもあります。

以上より、「メッセージが送れない」場合はまず自分側の状態を確認しましょう。

その上で、相手公式アカウントの方針としてチャット非対応の可能性も考慮します。

企業アカウント等では一斉配信のみ行い個別返信しない場合も多く、その際ユーザーから送信しても既読が付かないままとなります。

このような場合は不具合ではなく仕様ですので、深追いせず別の問い合わせ方法を探すのが賢明です。

複数人で管理するには？

Q.1つのLINE公式アカウントを複数人で管理・運用できますか？可能な場合、方法や権限の設定はどうなっていますか？

A.はい、LINE公式アカウントは複数のスタッフで共同管理することが可能です。

1つの公式アカウントに対して、最大100人まで管理メンバーを追加できます。

たとえば店舗アカウントを店長とスタッフ数名で共有運用したり、大企業のアカウントを部署ごとの担当者で分担管理したりできます。

管理者追加の方法

LINE Official Account Manager（管理画面）にログインし、「設定」＞「権限管理」メニューから新規メンバーを招待追加します。

追加する際にメールアドレスかLINEユーザーIDで招待し、権限の種類を選択します。

権限の種類

公式アカウントには4種類の権限ロールがあります。

1. 管理者 – 全ての機能にアクセスできる最高権限。メンバー管理（他の管理者追加・権限変更）も可能です。

2. 運用担当者 – メンバー管理以外の全機能を利用可能。一般的な共同運用スタッフ向き。

3. 運用担当者（配信権限なし）– メッセージ配信やタイムライン投稿が不可で、それ以外は可能。配信ミスを防ぎ分析専任者などに適してます。

4. 運用担当者（分析閲覧権限なし）– 分析画面の閲覧が不可で、それ以外（配信含む）は可能。現場スタッフで分析データは見せたくない場合などに適してます。

このように役割に応じて細かくアクセス権を制限できます。

追加されたメンバーは自分のLINEアカウントで公式アカウント管理画面にログインし、割り当てられた権限内で運用作業ができます。

例えば複数人で同時にログインして顧客対応チャットを分担したり、担当者ごとに機能を分けて運用するといったことも可能です。

必ず正式な「権限管理」機能を使ってメンバー追加する運用がおすすめです。

LINE公式アカウントの支払い方法と料金体系

Q.LINE公式アカウントを運用する際の料金プランや支払い方法は？無料で使える範囲と有料プランの違いを知りたいです。

A.LINE公式アカウントには現在3つの料金プランが用意されています。

初期費用はかからず、まずは無料で始められるのが特徴です。それぞれのプラン概要は次のとおりです。

コミュニケーションプラン（無料）

月額基本料0円。月に最大200通までのメッセージ配信が無料。小規模利用向けで、上限を超える追加配信はできません。

ライトプラン（5,000円/月）

月額5,000円（税別）。月に5,000通までメッセージ配信可。上限を超える配信はできません。小～中規模向け。

スタンダードプラン（15,000円/月）

月額15,000円（税別）。月に30,000通まで配信可。

さらに30,000通を超える分は従量課金で追加配信できます。

追加メッセージ単価は配信数に応じ1通あたり最大約3円から段階的に安くなります。大規模配信や積極運用向け。

表にまとめると以下のようになります。

プラン名	月額料金（税別）	月間メッセージ上限	超過配信
コミュニケーション（無料）	0円	200通	不可（超過できず）
ライト	5,000円	5,000通	不可（超過できず）
スタンダード	15,000円	30,000通	可能（従量課金で追加配信）

メッセージ数の数え方にも注意が必要です。

メッセージ数とは「配信対象の人数 × 通数」でカウントされます。

たとえば友だち1万人に同じ内容を1通送ればそれで1万通消費したことになります。

また、1通のメッセージには最大3つの吹き出し（文章や画像等）を含められますが、それでも1通とカウントされます。

支払い方法

有料プランにする場合、基本的にはLINE公式アカウント管理画面からクレジットカード登録を行い月額課金されます。

請求は毎月末締めで、契約プランに応じた基本料＋追加メッセージ料（スタンダードプランの場合のみ）が課金されます。

銀行振込や請求書払い等は通常用意されておらず、オンラインでの継続決済となります。

プランは運用状況に応じて月単位で変更可能です。

例えば無料からライト、ライトからスタンダードへアップグレードできます。

逆にダウングレードする場合は翌月から適用となります。

友だち数やメッセージ頻度が増えてきたら柔軟にプラン変更すると良いでしょう。

以上が料金体系の概要です。

小規模なら無料プランから気軽に開始でき、ビジネス拡大に応じて有料プランへ移行できます。

費用対効果を考えつつ適切なプラン選択・運用を行いましょう。

LINE公式アカウントの活用方法（個人・企業）

最後に、LINE公式アカウントを具体的にどのように活用できるか、その代表的な機能と活用例についてご紹介します。

個人（インフルエンサー等）から企業まで、公式アカウントを使いこなしている事例は数多くあります。

ここでは基本機能のおさらいと活用シーンの一例を見てみましょう。

メッセージ配信、チャット、クーポン、ショップカード

LINE公式アカウントで使える主な機能と、それらの活用方法・メリットを解説します。

メッセージ配信（一斉配信）
友だち追加してくれたユーザー全員（またはセグメント対象）に対して、テキストや画像、動画、リンク付きメッセージを一斉送信できます。

新商品のお知らせ、イベント案内、クーポン配布などに活躍します。

配信は即時だけでなく予約送信も可能なので、マーケティング施策のスケジュールに合わせて情報発信できます。

開封率が高いのもLINE配信の魅力で、メールマガジンよりユーザーに読んでもらいやすいと言われています。

チャット（1:1トーク）
ユーザーからの問い合わせや相談に対して、公式アカウントの担当者が個別にチャット対応できます。

まるでLINEで友だちと会話するような感覚で顧客サポートが行えるため、問い合わせハードルを下げ顧客満足度を上げる効果があります。

自動応答メッセージを設定しておけば営業時間外に定型メッセージを返すことも可能です。

また、チャットボットを組み合わせて、自動で質問に答えたりアンケートを取ったりする高度な対応もできます。

クーポン
LINE公式アカウント上でデジタルクーポンを発行できます。

友だち追加してくれたユーザーに限定クーポンを送信し、来店や購買を促進する施策がよく行われています。

クーポンには利用期限や条件を設定でき、ユーザーが使用すると管理画面で利用状況を把握できます。

紙のクーポンと違い配布コストがかからず、不正利用も防ぎやすいメリットがあります。

たとえば飲食店なら「○○とLINE友だちになるとドリンク1杯無料クーポン進呈！」といったキャンペーンが考えられます。

ショップカード
いわゆるポイントカード・スタンプカードのLINE版です。

公式アカウント機能としてショップカードを作成し、来店ごとにポイント付与して一定ポイントで特典と交換といった運用ができます。

ユーザーはLINEアプリ上でスタンプカードを持ち歩ける形になり、ポイント管理が手軽になります。

店舗側もポイント付与用のQRコードを提示しユーザーに読み取ってもらうだけで運用でき、カード発行コストもゼロでリピーター獲得に大いに役立つ機能と言えます。

以上の他にも、リッチメニュー（トーク画面下部に設置する画像ボタンメニュー）、LINE VOOM投稿（旧タイムラインへの情報発信）、抽選機能（LINE上での簡単なくじ引き）など、多彩な機能があります。

これらを組み合わせて、ユーザーとのエンゲージメントを高めたり販促効果を狙ったりすることができます。

まとめ

この記事では、LINE公式アカウントの検索方法から活用方法まで包括的に解説しました。

最後に重要ポイントを整理し、これから公式アカウントを運用・活用する上で押さえておきたい視点についてまとめます。

LINE公式アカウントをユーザーに見つけてもらいやすくするためには工夫が必要です。

運営者は次の点を意識しましょう。

アカウント名は分かりやすく
ユーザーが検索するキーワードを想定し、ブランド名や業種がひと目で分かる名前を付けます。認証審査にも通りやすくなるでしょう。

認証済みアカウントを取得
可能な場合は審査を申請し、青バッジを獲得しましょう。

そうすることでキーワード検索に表示され、公式としての信頼感も高まります。

検索設定を正しく
前述の通り、「検索結果で表示する」設定を忘れずにオンにしましょう。

開設直後はオフのままになっていないか確認が大切です。

他媒体でIDやQRを告知
検索だけに頼らず、公式サイトやチラシ、SNSなどでLINE IDやQRコードを案内しましょう。

ユーザーが直接追加でき、検索で迷子にさせません。

一方、ユーザー側としてはLINE内検索を上手に使いこなしましょう。

公式アカウント検索タブやカテゴリ検索を活用すると、興味あるアカウントを発見しやすくなります。

以上、LINE公式アカウントの検索方法から活用ポイントまでを総合的に解説しました。

運営者の方はユーザー目線に立った設定・運用を心がけ、LINEという強力なプラットフォームを存分に活用してみましょう。

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