Masakiです。
LINEの自動効率化ツールとして非常に使い勝手の良いエルメがあります、

今回はそのInstagram版の「エルグラム」について詳しく解説していこうと思います。
エルグラムとは何か?Instagramマーケティング自動化ツールの概要
エルグラムとは、Instagram(インスタグラム)の運用を自動化してくれるクラウドツールですが、株式会社ミショナが開発・提供しており、2024年1月10日にリリースされたサービスですが、同年11月時点で導入実績は早くも1万件を突破しています。
私のようなインターネットビジネスをはじめとする、個人事業主から企業まで幅広いユーザーに利用され、インスタ集客支援ツールとして導入を検討すべきツールと言えるでしょう。
エルグラム最大の特徴は、Meta社(Facebook/Instagram運営)の公式APIを使用している点です。
これにより、Instagramの利用規約に準拠した安全な連携が可能となっており、従来の非公式ツールにありがちなアカウント凍結リスクを抑えています。
また、基本機能は無料で利用開始できるため、コストをかけずにまず試せるのもメリットです。
ではエルグラムで何ができるのか一言で表すと、Instagram上のコミュニケーションや販売促進を自動化し、マーケティング効率を高めることです。
具体的には、InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)自動返信、投稿やストーリーズへのコメントに対する自動応答、アンケートフォームの実施、抽選キャンペーンの自動化など多彩な機能を備えています。
人手では対応しきれない大量の問い合わせ対応や、手間のかかるキャンペーン配信をエルグラムが代行してくれるため、担当者の作業時間を大幅に削減しつつ顧客対応の質を維持・向上できます。
マーケティング初心者でも扱いやすいよう設計されており、実際に私も使っていて、Instagram運用における時間や労力が大幅に効率化できています。
エルグラムは、導入実績10万件以上という業界トップクラスの実績であるエルメで培ったノウハウを、Instagramに応用したサービスであり、リリース後も毎月のように機能追加や改善のアップデートが継続されています。
エルグラムの導入準備と初期設定方法【ステップバイステップ】
エルグラムを活用するには、まずお使いのInstagramアカウントとエルグラムを連携させる必要があります。
そのための事前準備と接続設定の手順を、5つのステップに分けて紹介します。
Instagramアカウントをプロアカウント(ビジネスアカウント)に切り替える
まず、エルグラムと連携したいInstagramアカウントをビジネス用のプロアカウントに変更します。
Instagramの通常アカウント(個人アカウント)のままではエルグラムとの連携ができないため必須の設定です。
スマホのInstagramアプリから以下のように操作してください。
プロフィール画面を開く
Instagramアプリを開き、右下のプロフィールアイコンをタップします。
設定メニューへ
プロフィール画面右上のメニュー(三本線)から「設定とプライバシー」を選択します。
プロアカウントに変更
メニュー内の「アカウントの種類とツール」を開き、「プロアカウントに切り替える」を選択します。
途中で業種カテゴリー等の入力がありますが、基本的には画面の指示に従って進めればOKです。
ビジネス用のプロアカウントには「ビジネス」と「クリエイター」の2種類がありますが、
必ず「ビジネス」を選択してください。
クリエイターを選ぶとエルグラムとの連携時に不具合が起こる可能性があります。
プロアカウントの細部設定
ビジネスカテゴリ(例: 起業家など)の選択や、連絡先情報の設定画面になります。
カテゴリーは推奨に従って設定すれば問題ありません。
設定完了後、Instagramアカウントがプロアカウント(ビジネス)に切り替わります。
Facebookページを新規作成する
Instagramのビジネスアカウントは、Facebookページと連携することで外部ツールから操作可能になります。
したがって、連携用のFacebookページを用意しましょう。
すでにビジネス用のFacebookページを持っている場合は新規作成は不要です。
無い場合は以下の手順で作成します。
Facebookにログイン
PCのウェブブラウザでFacebookにログインします(Instagramと同じアカウントの管理者である必要があります)。
ページ作成画面へ
Facebook上部のメニューから「ページを作成」を選びます(※FacebookのUI変更で場所が異なる場合は「メニュー」→「ページ」→「新しいページ作成」など)。
基本情報入力
ビジネスやブランド名、カテゴリ、説明を入力してページを作成します。とりあえずエルグラム連携用であれば簡単な情報で構いません。後から編集可能です。
ページ公開
プロフィール画像やカバー写真は任意設定し、「ページを公開」します。
以上で空のFacebookページが1つ完成します。
Instagramと同じビジネスやサービス名でページを作っておくと後の管理がしやすいでしょう。
なおFacebookページ作成はPCから行うことをおすすめします。
FacebookページとInstagramアカウントを連携する
次に、今用意したFacebookページとInstagramビジネスアカウントを紐づけます。
これもPCまたはスマホのFacebookアプリから設定可能です。
Facebookページ設定
Facebookページに管理者アカウントでアクセスし、「設定」→「Instagram」と進みます。
Instagramログイン
Instagramアカウントをリンクする項目で「アカウントを接続」あるいは「ログイン」を選択します。表示された画面でInstagramのユーザー名とパスワードを入力しログイン許可をします。
連携確認
正しくログインできると、FacebookページにそのInstagramアカウントがリンクされます。ページ設定画面にInstagramのプロフィール画像や名前が表示されていれば成功です。
この操作によって、Facebook側からInstagramのデータにアクセスする権限が与えられ、エルグラムとの接続準備が整いました。
(※Instagramアプリ側から設定する場合は、Instagramアプリの「設定」→「ビジネス」→「Facebookと接続」から同様に連携可能です。)
エルグラムのアカウントを新規登録する
続いて、エルグラムのサービスにユーザー登録を行います。

エルグラム公式サイトのトップページから「無料ではじめる」「今すぐ無料で使ってみる」などのボタンをクリックすると、新規登録ページへ進めます。
ここで行うことは主にメールアドレスの登録とパスワード設定です。
メール登録
新規登録ページで利用するメールアドレスを入力し、利用規約を確認の上「同意して登録」をクリックします。※先に述べたように1メールアドレスで基本1アカウント無料利用できますので、メインで使うメールをおすすめします。
メール認証
入力したメール宛に「【重要】エルグラム本登録のお願い」という件名のメールが届くので、本文中の「ユーザー登録へ進む」ボタンをクリックします。
ユーザー情報入力
表示された本登録画面で、氏名やパスワードなど必要事項を入力し「アカウント登録」を実行します。
登録完了
正常に登録が完了すると「エルグラムへようこそ」的な画面(マイページホーム)が表示されます。これでエルグラムのアカウント自体の開設は完了です。
エルグラム上でInstagramアカウントを接続する
最後に、エルグラムの管理画面からInstagramアカウントを実際に接続(連携)します。
エルグラムにログイン
ステップ4で登録したメールアドレスとパスワードでエルグラムにログインします。
ログイン後、接続するアカウントがまだ無い状態なので「プランを選択する」といったボタンが表示されます。
プラン選択
初回は無料プランで問題ないので、表示されたプラン選択画面でフリープランの「このパスを使う」をクリックします。
エルグラムでは接続するアカウントごとにプランの“パス”を割り当てる仕組みなので、最初の1つは無料パスでOKです。
Facebookログイン
次に「Login with Facebook」というボタンが現れるのでクリックします。
するとFacebookのログイン画面がポップアップするので、先ほどInstagramと連携したFacebook個人アカウントでログインします。
Instagramアカウント選択
続いて、エルグラムに連携を許可するInstagramアカウントの選択画面になります。
ここで目的のInstagramアカウントにチェックを入れ、「次へ」を押します。
複数IGアカウントを所持している場合は対象を間違えないよう注意しましょう。
Facebookページ選択
次に先ほど作成したFacebookページがリスト表示されるので、それにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
エルグラムがどのFacebookページ(=Instagramアカウントに紐づいたページ)にアクセスするか指定する形です。
権限許可
エルグラム(アプリ)に許可する操作の一覧が表示されます。
通常「プロフィールへのアクセス」「コンテンツ投稿」「メッセージ管理」など複数項目あるので、すべてON(許可)にして「完了」をクリックします。
公式API利用なので、ここで許可することでエルグラムから自分のInstagramを操作できるようになります。
接続完了
Facebook側で「エルグラムとFacebookのリンクが完了しました」と出たら「OK」を押します。
元のエルグラム画面に戻り、「接続する」ボタンが表示されるのでクリックしましょう。
これでエルグラム上のアカウント一覧にあなたのInstagramアカウントが追加されていれば成功です。
以上で、エルグラムとInstagramの連携設定が完了しました。
これで初めてエルグラムがInstagram上の自動化機能を実行できる状態になります。
補足として、これらの設定はPC環境を推奨します。
エルグラムの接続作業はスマホからでも不可能ではありませんが、PCのGoogle Chromeブラウザで行うのが無難です。
Safariなど一部ブラウザでは不具合報告もあるため、Chrome利用が公式にも推奨されています。
実際に「Safariで登録したらうまくいかず、Chromeでやり直したら解決した」という事例も確認されています。
また接続できない場合の対処として上記手順を踏んでも、稀に「エルグラムをFacebookにリンクできませんでした」というエラーが出る場合があります。
この場合はFacebook側やAPI側の一時的な不調であることが多いので、30分以上時間をおいて再度試すと接続できるケースがあります。
それでも改善しない場合は、Instagramアカウントがビジネスアカウントか再確認したり、Facebookに再ログインしてみるなどの基本チェックをしましょう。それでもダメならエルグラム公式のサポートに問い合わせる手段もあります。
接続が完了すると、エルグラムの管理画面上にInstagramアカウント名が表示され、各種設定メニュー(自動応答やフォーム作成など)を操作できるようになります。
「接続済み」状態になったら、エルグラムの各機能を使ってInstagram運用を自動化していきましょう。
エルグラムの主な機能と使い方:できることを徹底解説
エルグラムにはInstagramマーケティングを強力にサポートする様々な機能があります。
ここでは代表的な機能をピックアップし、それぞれ何ができるのかと基本的な使い方のポイントを解説します。
初心者の方でもイメージしやすいよう、可能な限り具体例を交えて紹介します。
自動応答(オートメーション返信)機能
自動応答はエルグラムの中核とも言える機能で、Instagram上で特定のトリガー(条件)が発生した際に、あらかじめ設定したアクション(主にメッセージ送信)を自動実行してくれるものです。
設定できるトリガーには大きく次の3種類があります。
・投稿・リールへのコメントがあった時
・ストーリーズでメンションされた時
・DM(ダイレクトメッセージ)を受信した時
これらに対して、自動でDM返信を送ったりコメント返信を行ったりできます。
例えば、投稿に特定のハッシュタグ付きコメントが来たら、そのユーザーに自動でDMを送信するといったことが可能です。
反応条件はすべてのコメントに対してでも良いですし、「コメント内容に〇〇というキーワードが含まれる場合のみ」といった指定もできます。
細かい条件設定ができるため、キャンペーン参加者にだけ返信するといったきめ細かな対応も実現します。
実際の使い方としては、エルグラムにログイン後、左側メニューの「メッセージ管理」→「自動応答設定」を開き、新しい自動応答ルールを作成します。
そこで上記のトリガー種別と条件キーワード、そして自動で実行するアクションを設定します。
アクションの例としては「自動でDMを送信」や「自動でコメント返信」、「タグ付け」などがあります。
メッセージを送る場合は、後述のテンプレート機能で作成した定型文やメディアを組み合わせて送信内容を決めます。
また、一度反応したユーザーには2回目以降は送らない(=1ユーザーにつき一度きり)か、何度でも反応させるかも選択できます。
キャンペーンの応募受付など一度限りで良い場合は前者、定期的なお知らせを自動化したい場合は後者にするなど、用途によって使い分けましょう。
活用例としては、例えばInstagram上で「〇〇とコメントした人全員にプレゼント」というキャンペーンがあるとします。
エルグラムの自動応答を使えば、これを簡単に実現できます。
ユーザーがストーリーズに特定のキーワードを返信したら、自動でそのユーザーにをDM送信するという流れです。
さらにエルグラムでは、そのメッセージ送信と同時にユーザーにタグを付与することも可能です。
たとえば「企画1プレゼント」というタグを付けておけば、「誰が過去にそのキャンペーンに参加したか」を後で一覧管理できます。
このようにタグ機能と組み合わせて履歴管理まで自動化できるのは、手作業では難しい部分をうまく補完してくれるポイントです。
自動応答は他にもアイデア次第で活用シーンが広がる機能です。
例えば、
コメントやDMを活用した抽選キャンペーン(ランダムで当選メッセージを返信する等)、
フォロワーに対するクーポン自動配布(期間限定クーポンをキーワード返信で配布)、
商品について問い合わせが来た際の自動案内(商品ページのURLを即座に送る)、
InstagramからLINEへの友だち追加誘導(特定コメントに対してLINE登録用リンクを送信)
など、用途に合わせた設定が可能です。
テンプレートメッセージ機能
自動応答で送信するDMや、一斉配信するメッセージ内容を効率よく作成できるのがテンプレート機能です。
エルグラムでは事前に定型のメッセージ文や画像をテンプレートとして登録しておき、必要に応じて呼び出して送信できます。
テキストはもちろん、画像・動画・音声、ボタン付きメッセージなどもテンプレート化可能です。
メリットとしては、毎回ゼロからメッセージ文を打つ手間が省けるため、例えば「お問い合わせありがとうございます。順次対応いたしますのでお待ちください。」といったよく使う文面や、商品ごとの説明文などを登録しておけば、ワンクリックで呼び出して送信できる点です。
さらに、テンプレート送信時にフォロワーの名前(ユーザーネーム)を自動挿入する機能もあったりします。
使い方は、エルグラム管理画面の「メッセージ管理」→「テンプレート」から新規テンプレートを作成します。
テンプレートにはタイトル(分かりやすい名前)と内容を設定し、内容にはテキストはもちろん、画像やボタンを含むリッチメッセージも作成可能です。
ボタンはリンク誘導用の「パネルボタン」や、ユーザーがタップできる選択肢「クイックボタン」などが用意されており、これらを駆使すれば簡易的なチャットボットのような応答も実現できます。
フォーム作成(アンケート)機能
フォーム作成は、InstagramのDM上でユーザーにアンケートや申し込みフォームへの回答をしてもらうための機能です。
通常、アンケートを取るには外部のフォームサービスやウェブページに誘導する必要がありますが、エルグラムではDMの対話の中で直接質問と回答のやり取りができる仕組みとなっています。
具体的には、エルグラム上で質問項目を設定すると、ユーザーに対して順番に質問を投げかけ、ユーザーがDMで回答するとそのデータが蓄積されます。
質問形式も、自由記述、選択式(プルダウン、ラジオボタン、チェックボックス)など複数サポートしており、用途に応じた回答方法を用意できます。
例えば、「性別を教えてください(男性/女性)」「年代を教えてください(選択肢)」「質問や要望があればご自由にお書きください(自由回答)」といった流れでアンケートを実施することが可能です。
活用例としては、リード獲得、イベント申込、満足度調査など、さまざまなシーンに応じたフォームを作成でき、エルグラムの自動応答やテンプレートに組み込むことで、ユーザーの参加ハードルを下げ、効率的に情報を収集できます。
無料プランでは3件まで作成可能で、有料プランでは無制限に利用できるため、ニーズに合わせた運用が可能です。
情報管理(ユーザー管理・タグ付け機能)
エルグラムでは、接触したフォロワーの情報を蓄積・整理する機能が充実しています。
具体的には、ユーザーリスト、タグ管理、パーソナル情報の3つが柱となっています。
ユーザーリスト
エルグラムとやり取りしたInstagramユーザーの一覧が管理画面で確認でき、各ユーザーごとに付与されたタグや取得したパーソナル情報(フォーム回答データ)、最後に送信したメッセージ日時などが表示され、必要に応じてフィルタリングやCSVエクスポートが可能です。
これにより、「〇〇キャンペーン参加者だけ抽出」や「特定タグを持つユーザーへの配信リスト作成」が簡単に行えます。
タグ管理
自動応答や手動操作でユーザーに付けたタグを一元管理し、タグ名ごとに何人に付いているかなどのデータが把握できます。
これを利用して、特定のキャンペーンや施策ごとにユーザーを分類することができ、後のセグメント配信にも役立ちます。
パーソナル情報
フォーム等で取得したユーザー個別の情報を一覧で確認でき、たとえばメールアドレスなどの情報は、後のマーケティング施策で活用できます。
一斉配信・予約配信(ブロードキャスト送信)機能
一斉配信(ブロードキャスト)は、フォロワー全員または選択したセグメントに対して、DMを一括送信できる機能です。
InstagramのDMをニュースレターやプッシュ通知のように利用でき、例えば新商品の告知やキャンペーン情報の一斉送信に役立ちます。
予約配信も可能で、指定日時に自動で一斉送信することができます。
これにより、あらかじめ計画したタイミングでの配信が可能になり、担当者がリアルタイムで配信操作を行う手間が省けます。
一斉配信の基本手順は、エルグラム管理画面の「メッセージ管理」→「一斉配信」で新規配信を作成し、宛先選択、送信内容のテンプレート選択、送信タイミングの指定を行うことで完了します。
セグメント配信を行う際は、タグや取得情報などで絞り込みを行います。
ステップ配信(シナリオ配信)機能
ステップ配信は、ユーザーのアクションに応じて一定時間後に自動メッセージを送る「シナリオ配信」です。
たとえば、プレゼント請求後のフォローアップとして、翌日お礼のメッセージ、3日後に関連商品の紹介、1週間後に再度フォローするなど、時間差で段階的なコミュニケーションが可能になります。
これにより、ユーザーのエンゲージメント向上や長期的な関係構築に寄与します。
抽選メッセージ(インスタントウィン)機能
抽選メッセージは、「その場で当たり外れが決まる抽選」をDM上で実現する機能です。
キャンペーン応募者に対し、自動で抽選結果を返信することで、当選・落選の結果を瞬時に知らせることができ、大規模キャンペーンでもスムーズな運営をサポートします。
抽選方法として、即時抽選と期限付き抽選が設定可能です。
固定メニュー(Persistent Menu)機能
固定メニューは、InstagramのDM画面下部に常設できるカスタムボタンメニューの機能です。
DM画面下に最大3つのボタンを設置でき、ユーザーがタップすることで、設定したアクション(メッセージ送信や外部リンクへの誘導など)が実行されます。
これにより、ユーザーにとってのナビゲーションが向上し、問い合わせや情報アクセスが容易になります。
商品販売・決済連携機能(EC機能)
エルグラムは、Instagram上での自動応答だけでなく、実際に商品を販売するまでサポートする機能も提供中です。
DM上で商品案内や注文受付、決済リンクの送付を自動化できるため、チャットを活用したECプロセスを実現します。
将来的には予約管理機能も搭載予定で、オンラインショップやサービス予約にも応用可能です。
分析レポート機能
エルグラムでは、DM送信数や自動応答実行数、リンククリック数などの配信サマリーがダッシュボードで確認でき、効果測定やPDCAサイクルの実行に役立ちます。
CSVエクスポート機能を利用すれば、詳細なデータ分析も可能です。
エルグラム活用のコツ:効果を最大化する実践ノウハウ
次に実践的な活用ノウハウや運用上のポイントを紹介します。
単にツールの機能を使うだけではなく、戦略的に活用することが大切です。以下のポイントに留意して運用してみてください。
ユーザー目線のコミュニケーションを忘れない
自動化が進むと、機械的な対応になりがちですが、受け取る側は人からのメッセージと変わりません。
たとえば、抽選で外れた場合にも「今回は残念でしたが、またの機会にぜひ挑戦してくださいね」といったフォローを入れるなど、ユーザーへの気遣いが重要です。
セグメント配信で適切な情報を届ける
エルグラムのタグやフォーム機能を使い、ユーザーを細かく分類して、適切な情報を届けることが大切です。
たとえば、性別や購入履歴などに応じたパーソナライズされたメッセージを送ることで、反応率が向上します。
PDCAを回し常に改善する
エルグラムでの配信結果を定期的に分析し、どのメッセージが効果的か、どのタイミングが最適かを見極め、改善を繰り返すことが重要です。
変化に柔軟に対応しつつ、基本となる顧客への価値提供の軸はしっかりと守りましょう。
Instagramと他プラットフォームを連携させる
エルグラム単体でも効果的ですが、LINEの自動化ツール「L Message(エルメ)」

との併用で、クロスチャネル戦略を展開することができます。
InstagramからLINEへ誘導し、さらに深いコミュニケーションを図るのもおすすめです。
規約遵守と健全な運用を心掛ける
自動化ツールを使用する際は、Instagramの利用規約を遵守し、スパム行為にならないよう注意が必要です。
他サービス・ツールとの比較検討
エルグラム vs L Message(エルメ):InstagramとLINE自動化ツールの比較
エルメはミショナ社が提供するLINE向け自動化ツールであり、エルグラムの兄弟サービスです。
対象プラットフォームが異なるため、Instagram重視ならエルグラム、LINE重視ならエルメを選び、両方連携させるのが最適です。
エルグラム vs エムグラム:混同に注意!その違いを解説
エルグラムとエムグラムは名前が似ていますが、全く異なるサービスです。
エルグラムはInstagramのマーケティング自動化ツールで、エムグラムは自己分析診断テストです。
検索エンジンで情報を収集する際は、英字表記に注意し、Instagramや自動化といったキーワードを付け加えると混同を避けられます。
他社類似サービスとの比較ポイント
・安全性:公式API利用であるか
・対応範囲:Instagram特有の機能(コメント対応、抽選機能など)が充実しているか
・日本語サポート:国内サービスならではの手厚い対応があるか
・費用対効果:機能の豊富さに対しコストが見合うか
エルグラムは、InstagramのDM自動化に特化したツールとして、これらの点で優れていると言えます。
導入費用と料金プランの詳細
エルグラムの料金プランは「フリープラン(無料)」と「スタンダードプラン(有料)」の2種類があり、初期費用は不要です。
フリープランは月額0円(税込)で、1アカウントまで利用可能で、月間1,000通まで。
スタンダードプランは月額11,000円(税込)で、複数アカウント連携や上限解除、チャット履歴無制限などのメリットがあります。
導入時のサポート体制と安全性について
サポート体制
エルグラムは、オンラインマニュアル、公式LINEサポート、問い合わせフォーム、公式SNSなど複数のサポート窓口を用意しています。
初心者でも安心して利用できるよう、操作手順やトラブルシューティングが充実しています。
安全性・信頼性
公式APIを利用しているため、Instagramの利用規約に準拠しており、アカウント凍結のリスクが低いです。
また、ミショナ社は国内での実績が豊富で、サポート対応も丁寧です。
基本ルールを守り正しく運用すれば、安心して利用できるツールと言えます。
まとめ
長文となりましたが、エルグラムに関する設定方法から活用方法、他サービスとの比較まで網羅的に解説してきました。
Instagramは日々変化するプラットフォームですが、エルグラムを上手に活用すれば、効率化とともにデータに基づいた施策運用が可能となます。
ぜひ、まだエルグラムを試していない方は公式サイトから無料登録を行い、実際に操作してその効率性を体感してください。

この他にもInstagramの効率化ツールをまとめた記事もありますので合わせてチェックしてみてください。

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