Masakiです。
「楽天Koboって実際どうなの?」
「Kindleと比べてどっちがお得?」
「どうせなら一番安く電子書籍を買いたい!」
このように、楽天Koboについて様々な疑問や悩みを抱えていませんか。
楽天Koboは、楽天グループが運営する巨大な電子書籍ストアであり、楽天ポイントを駆使することでお得に読書を楽しめる強力なサービスです。
しかし、その一方で独特な購入フローや、ライバルであるAmazon Kindleとの違いなど、初心者がつまずきやすいポイントも少なくありません。
この記事では、楽天Koboの基本的な仕組みから、楽天ポイントを最大限に活用するお得な購入戦略、さらにはKindleとの徹底比較、便利なアプリの使い方、専用端末の選び方まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
この記事を読めば、あなたは自分に最適な読書スタイルを見つけ、誰よりも賢くお得にデジタル読書生活をスタートできるでしょう。
楽天Koboとは?サービスの基本を完全理解
楽天Koboは、楽天グループが運営する総合電子書籍ストアです。
もともとはカナダのKobo社が展開していたサービスで、2012年に楽天が買収し、日本市場での展開を本格化させました。
現在では、漫画、小説、ビジネス書、実用書、雑誌、そして国内サービスでは特に充実している洋書まで、約400万冊から600万冊という膨大なラインナップを誇ります。
重要なのは、楽天Koboが「Kindle Unlimited」のような月額定額制の読み放題サービスではなく、読みたい本を1冊ずつ購入して所有する「買い切り型」のサービスであるという点です。
これにより、一度購入した本は自分の資産として、いつでも好きな時に読み返すことができます。
楽天Koboが選ばれる理由:サービスの核心的メリット
楽天Koboが多くのユーザーに支持される理由は、単なる電子書籍ストアにとどまらない、楽天エコシステムとの強力な連携にあります。
楽天ポイントが貯まる・使える最強のエコシステム
楽天Kobo最大の魅力は、楽天ポイント経済圏の中核を担うサービスである点です。
電子書籍の購入金額100円(税抜)につき1ポイントが貯まるだけでなく、楽天市場や楽天カードの利用で貯めたポイントを、1ポイント=1円として電子書籍の購入に充当できます。
これにより、実質無料で本を手に入れることも可能です。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)でさらにお得に
楽天Koboは、楽天市場でのポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象サービスです。
月に一度、楽天Koboで1,000円以上の買い物をすると、その月の楽天市場でのすべての買い物のポイント還元率が0.5倍アップします。
これは、楽天Koboを利用することが、他の楽天サービスでの買い物をもお得にするという、エコシステムならではの相乗効果を生み出します。
端末台数無制限!家族で共有できる自由度の高さ
多くの電子書籍サービスが1つのアカウントで利用できる端末数に制限を設けている中、楽天Koboにはその制限がありません。
スマートフォン、タブレット、PC、専用リーダーなど、何台でも同じアカウントでログインし、購入した書籍ライブラリを共有できます。
さらに、最後に読んだページは自動的にすべての端末間で同期されるため、家ではタブレットで読み、外出先ではスマートフォンでその続きから読む、といったシームレスな読書体験が可能です。
この特徴は、家族で一つのライブラリを共有する際にも非常に便利です。
豊富なセールとクーポン
楽天Koboは、割引クーポンやポイントバックキャンペーンを非常に高い頻度で実施しています。
後述する「5と0のつく日」などの定期キャンペーンに加え、特定の出版社やジャンルを対象としたセール、まとめ買い割引クーポンなどが常に提供されており、定価で本を買う機会がほとんどないと言っても過言ではありません。
この積極的な販促活動が、価格に敏感なユーザーを強く惹きつけています。
利用前に知っておくべき注意点:楽天Koboのデメリット
多くのメリットを持つ楽天Koboですが、いくつか注意すべき点も存在します。
支払い方法の選択肢が少ない
楽天Koboの決済方法は、クレジットカード、楽天ポイント、そして楽天の電子マネーである楽天キャッシュにほぼ限定されます。
他の多くの電子書籍サービスで対応しているキャリア決済や、多様な電子マネーには対応していません。
この点は、クレジットカードを持たないユーザーや、他の決済手段をメインにしているユーザーにとっては明確なデメリットとなります。
この仕様は、ユーザーを楽天カードや楽天キャッシュといった自社決済サービスへ誘導する戦略の一環とも考えられます。
独特な購入フロー:アプリ内では購入できない
楽天Koboの最も特徴的で、初心者が混乱しやすいのが「スマートフォンアプリ内では電子書籍を購入できない」という点です。
これは、AppleやGoogleが課すアプリ内課金の高い手数料(15~30%)を回避するための、楽天側の経営判断です。
そのため、ユーザーは「スマートフォンのWebブラウザで楽天Koboのストアにアクセスして本を購入し、その後、専用アプリを起動してライブラリを同期し、ダウンロードして読む」という複数ステップの操作が必要になります。
この一手間かかるワークフローは、購入から読書までがアプリ内で完結するサービスに慣れたユーザーにとっては、不便に感じられる可能性があります。
ブラウザでの読書は基本的に非対応
一部の漫画などを除き、楽天Koboの電子書籍はWebブラウザ上で直接読むことができません。
読書には必ず専用のアプリ(スマートフォン、タブレット、PC用)をインストールする必要があります。

アプリをインストールしたくないユーザーや、一時的に他人のPCで読みたいといった状況には対応しづらい仕様です。
【最重要】楽天Koboと楽天ブックス、Kindleとの違いを徹底比較
電子書籍サービスを選ぶ上で、最も重要なのが競合サービスとの違いを正確に理解することです。
ここでは、混同されがちな「楽天ブックス」との関係性、そして最大のライバルである「Amazon Kindle」との違いを徹底的に比較・解説します。
楽天Kobo vs. 楽天ブックス:デジタルとフィジカルの明確な違い
まず、楽天グループ内のサービスである「楽天Kobo」と「楽天ブックス」の違いを明確にしましょう。
この2つは全く別のサービスではなく、「楽天ブックスという大きなオンラインストアの中に、電子書籍を専門に扱う楽天Koboという店舗が入っている」とイメージすると分かりやすいです。
取り扱い商品
楽天ブックスは、紙の書籍、CD、DVD、ゲームソフトなど、物理的な商品を扱う総合オンライン書店です。
一方、楽天Koboは電子書籍とオーディオブックのみを扱うデジタル専門店です。
価格とプロモーション
一般的に、印刷費や送料がかからない電子書籍は、紙の書籍よりも若干安価に設定されています。
さらに、楽天Koboは楽天ブックス本体よりも遥かに高頻度で、割引率の高いクーポンやキャンペーンを実施するため、お得に購入できる機会が多いのが特徴です。
支払い方法
物理的な商品を配送する楽天ブックスでは、クレジットカード決済などに加え、代金引換やコンビニ店頭支払いといった多様な決済方法が利用可能です。
しかし、デジタルコンテンツである楽天Koboでは、これらの決済方法は利用できません。
注意点:買い間違いのリスク
同じウェブサイト上で物理書籍と電子書籍が併売されているため、「間違えて紙の書籍を買ってしまった」というミスが起こりやすい点には注意が必要です。
特に電子書籍はデジタルデータの性質上、一度購入が確定すると原則として返品・キャンセルができないため、購入確定前には発行形態が「電子書籍(楽天kobo)」になっているかを必ず確認する習慣をつけましょう。
楽天Kobo vs. Amazon Kindle:二大巨頭の徹底比較
楽天KoboとAmazon Kindleは、日本の電子書籍市場を牽引する二大巨頭です。
どちらを選ぶべきか、多角的な視点から徹底比較します。
エコシステムと思想
楽天Kobo:「オープン」と「ポイント経済圏」
Koboは、国際標準規格であるEPUB形式をサポートしており、比較的オープンな思想を持っています。
これにより、他のストアで購入したDRMフリーのEPUBファイルなどを端末に取り込んで読むことが可能です。
その価値の根幹は、楽天エコシステム全体で通用する楽天ポイントとの強力な連携にあります。
Amazon Kindle:「クローズド」と「サービス連携」
Kindleは、Amazon独自の電子書籍フォーマットを採用した「クローズド」なエコシステムです。
購入した本をAmazonのプラットフォーム外で利用することは困難ですが、その代わり、プライム会員特典の「Prime Reading」や、読み放題サービスの「Kindle Unlimited」、オーディオブックの「Audible」といった関連サービスとの連携が非常にスムーズです。

コンテンツと価格戦略
品揃え
全体の書籍数では、約700万冊を誇るKindleが、約400万~600万冊のKoboを上回ります。
ただし、ジャンルごとの強みには違いがあり、Koboは漫画や洋書のラインナップに定評がある一方、Kindleは和書の一般書籍や専門書が充実していると言われています。
価格・セール戦略
Koboは、楽天のセールカレンダーと連動した高頻度のクーポン配布やポイントバックキャンペーンが特徴です。
計画的にキャンペーンを狙うことで、定価よりも大幅に安く購入できる機会が多くあります。
対照的にKindleは、プライムデーやブラックフライデーといった大規模セールで大幅な割引を行うことが多く、セール以外の期間は比較的価格変動が少ない傾向にあります。
この違いは、こまめに最安値を狙う「ハンター型」のユーザーにはKoboが、手間をかけずに便利なサービスを求める「利便性重視型」のユーザーにはKindleが向いていることを示唆しています。
ハードウェア(専用リーダー端末)
最大の差別化要因:カラー表示
ハードウェアにおける最大の差は、カラー電子ペーパー(カラーE-Ink)の存在です。
楽天Koboは「Kobo Libra Colour」や「Kobo Clara Colour」といったカラー対応モデルを積極的に展開しており、漫画のカラーページや雑誌を快適に楽しみたいユーザーにとっては、現状で唯一無二の選択肢となっています。
操作性:物理ボタンの有無
「Kobo Libra」や「Kobo Sage」といったモデルには、ページめくり専用の物理ボタンが搭載されています。
画面をタップするよりも確実で快適な操作感を好むユーザーにとって、これはKindleの多くのモデルにはない大きな利点です。
共有機能:端末台数
Koboは1つのアカウントで利用できる端末台数に制限がありませんが、Kindleは6台までという制限があります。
家族全員でライブラリを共有したい場合、Koboの無制限ポリシーは明確なアドバンテージです。
楽天Kobo vs. Amazon Kindle 総合比較表
項目 | 楽天Kobo | Amazon Kindle | 勝者/特徴 |
エコシステム思想 | オープン (EPUB対応) | クローズド (独自形式) | Kobo: 自由度が高い |
総冊数 | 約400万~600万冊 | 約700万冊以上 | Kindle: 全体的な量で優位 |
漫画の品揃え | 充実 | 充実 | Kobo: カラー端末との相性で強み |
読み放題サービス | なし (楽天マガジンは別) | Kindle Unlimited, Prime Reading | Kindle: 圧倒的な強み |
セール戦略 | 高頻度クーポン・ポイント還元 | 大規模セール (プライムデー等) | Kobo: 計画的な買い物でお得 |
端末 – カラー対応 | 積極展開 (Libra/Clara Colour) | 限定的 | Kobo: 漫画・雑誌派に最適 |
端末 – 物理ボタン | 主要モデルに搭載 | Oasisなど一部モデルのみ | Kobo: 操作性を重視するユーザーに |
アプリ内購入 | 不可 | 可能 | Kindle: シームレスな体験 |
端末台数制限 | 無制限 | 6台まで | Kobo: 家族での共有に最適 |
図書館連携 | OverDriveにネイティブ対応 | 一部対応 (米国など) | Kobo: 公共サービスとの連携 |
ポイント制度 | 楽天ポイント (強力) | Amazonポイント (限定的) | Kobo: 楽天経済圏ユーザーに絶大 |
楽天Koboの始め方:アカウント作成から購入までの完全ガイド
楽天Koboを始めるための手順はシンプルですが、独特の購入フローを理解することが重要です。
ここでは、アカウント作成から実際に本を読むまでを4つのステップで解説します。
Step 1: 楽天IDの準備(アカウント作成)
楽天Koboの利用には、楽天のサービス全体で共通の「楽天ID」が必須です。
すでに楽天市場などで楽天IDをお持ちの場合は、そのIDとパスワードをそのまま利用できます。
まだお持ちでない場合は、公式サイトから無料で新規登録を行いましょう。
メールアドレス、パスワード、氏名などの基本情報を入力するだけで、すぐにアカウントを作成できます。
Step 2: 電子書籍の購入(最重要ワークフロー)
ここが最も重要なポイントです。
楽天Koboの電子書籍は、スマートフォンのアプリ内ではなく、Webブラウザ(PCまたはスマートフォンのブラウザ)から購入する必要があります。
1.本を探す: PCやスマートフォンのブラウザで「楽天Kobo電子書籍ストア」にアクセスし、読みたい本のタイトルや著者名で検索します。
2.フォーマットを確認: 購入したい本のページで、発行形態が「電子書籍(楽天kobo)」になっていることを必ず確認してください。
ここで「紙の書籍」を選んでしまうと、物理的な本が配送されてしまいます。
3.買い物かごへ: フォーマットを確認したら、「買い物かごに入れる」ボタンを押します。
4.購入手続き: 買い物かご画面に進み、購入手続きを開始します。
この画面で、利用したいクーポンを選択したり、使用する楽天ポイントの額を指定したりできます。
5.決済: 支払い方法(クレジットカード、楽天ポイント、楽天キャッシュ)を選択し、「注文を確定する」ボタンを押せば購入完了です。
このブラウザでの購入手続きは、多くのアプリ内課金に慣れたユーザーにとって直感的ではないかもしれません。
この「ブラウザで購入し、アプリで読む」という流れが楽天Koboの基本であると最初に理解することが、スムーズな利用への鍵となります。
利便性を高めるための簡単な工夫として、スマートフォンのホーム画面に楽天Kobo電子書籍ストアのショートカットを作成しておくことをお勧めします。
これにより、ストアへのアクセスがアプリを起動するような感覚で素早く行えるようになり、購入の際の手間が大幅に軽減されます。
Step 3: 楽天Koboアプリのインストールとログイン
電子書籍を読むために、お使いのスマートフォンやタブレットに無料の「楽天Kobo」アプリをインストールします。
App Store(iPhone/iPad)またはGoogle Playストア(Android)で検索し、ダウンロードしてください。

インストール後、アプリを起動し、Step 1で準備した楽天IDとパスワードでログインします。
Step 4: 購入した本の同期とダウンロード
Webブラウザで購入した本は、自動的にはアプリに表示されません。
アプリのライブラリ(本棚)に新しい本を反映させるための「同期」操作が必要です。
iOS (iPhone/iPad)の場合: ライブラリ画面を指で下にスワイプ(引っ張る)すると、同期が開始されます。
Androidの場合: アプリのメニューから「同期」を選択すると、同期が開始されます。
同期が完了すると、購入した本がライブラリに表示されます。
あとは本の表紙をタップすれば、端末へのダウンロードが始まり、完了次第、オフラインでも読書を楽しめるようになります。
【攻略法】楽天Koboで電子書籍を最もお得に買うための全知識
楽天Koboの真価は、数々のキャンペーンやクーポンを戦略的に活用することで発揮されます。
ここでは、電子書籍を最もお得に手に入れるための完全攻略法を伝授します。
ほとんどのキャンペーンでは、購入前に専用ページでの「事前エントリー」が必須となることを覚えておきましょう。
初回購入者限定!最重要キャンペーン
楽天Koboを初めて利用するなら、以下の2つのキャンペーンは絶対に外せません。
初購入金額がポイント70倍: これは最も強力な初回特典です。
エントリー後に初めて有料作品を購入すると、その注文金額(税抜)に対して、通常の1倍に加えて69倍分のボーナスポイントが付与されます。
ポイント上限は2,000ポイントなので、税抜で約2,900円分の本を購入すると、最大の2,000ポイントが還元され、非常にお得です。
スタート1000: こちらは、税込2,000円以上の初回購入で、もれなく1,000ポイントがもらえるキャンペーンです。
多くの場合、「ポイント70倍」と併用可能で、両方にエントリーしてから条件を満たす購入をすれば、最初の買い物で莫大なポイント還元を受けられます。
毎月・毎週開催!定期キャンペーンを使いこなす
定期的に開催されるキャンペーンを把握し、購入のタイミングを合わせることが賢い利用法の基本です。
5と0のつく日: 毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日は、楽天カードで決済するとポイントが+1倍(合計4倍)になる定番キャンペーンです。
当日のエントリーと楽天カードでの支払いが必須条件です。
ご愛顧感謝デー(毎月18日): 毎月18日に開催され、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドといった楽天会員ランクに応じてポイントが最大4倍になります。
このキャンペーンの優れた点は、楽天ポイントでの支払い分もポイントアップの対象になることと、最低購入金額の縛りがないため、少額の買い物にも適していることです。
ワンダフルデー(毎月1日): 毎月1日は全ショップでポイントが3倍になり、さらに過去に購入した商品を再度購入するとポイントが上乗せされる特典があります。
クーポンフライデー: 毎週金曜日に配布されるクーポンで、400円以上の購入で100円OFFなど、単行本の漫画を1冊買う際に便利です。
大型セールを狙え!お買い物マラソンと楽天スーパーSALE
楽天市場で年に数回開催される「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」は、電子書籍をまとめ買いする絶好の機会です。
これらのセールでは、「ショップ買いまわり」という仕組みが適用されます。
期間中に1,000円以上の買い物をした店舗数に応じて、ポイント還元率が最大10倍まで上昇します。
重要なのは、楽天Koboもこの「1ショップ」としてカウントされることです。
そのため、日用品や家電などを楽天市場の複数の店舗で購入する計画があるなら、その期間中に楽天Koboで電子書籍を購入することで、すべての買い物のポイント還元率を効率的に高めることができます。
常時利用可能なクーポンとセール
上記のキャンペーン期間外でも、お得に購入する方法は多数あります。
まとめ買いクーポン: 「3,000円以上で5%OFF」「5,000円以上で10%OFF」といった、購入金額に応じた割引クーポンが常時配布されています。
スペシャルプライスセール: 特定の作品が大幅に割引されるセールが常に入れ替わりで開催されています。
LINE限定クーポン: 楽天Koboの公式LINEアカウントを友だち追加すると、200円OFFクーポンなど、限定の割引情報が届きます。
これらのキャンペーンを単独で利用するのではなく、複数を組み合わせる「キャンペーンの重ねがけ」が最も効果的な戦略です。
例えば、「お買い物マラソン」期間中の「5と0のつく日」を狙い、「楽天カード」で決済し、さらにカートで「まとめ買いクーポン」を適用する。
このように複数の特典を組み合わせることで、驚異的な還元率を実現することが可能になります。
楽天Kobo お得なキャンペーン早見表
キャンペーン名 | 開催頻度 | 主な特典 | 重要条件・注意点 |
初回購入70倍 | 初回1回のみ | 初購入金額がポイント70倍 | 事前エントリー必須。上限2,000ポイント。 |
スタート1000 | 初回1回のみ | 2,000円以上の購入で1,000ポイント | 事前エントリー必須。 |
5と0のつく日 | 毎月6回 | 楽天カード決済でポイント+1倍 | 当日エントリー必須。楽天カードでの支払いが条件。 |
ご愛顧感謝デー | 毎月18日 | 会員ランクに応じて最大4倍 | ゴールド会員以上対象。ポイント払いも対象。 |
お買い物マラソン/スーパーSALE | 年数回 | 買いまわりで最大10倍 | 1ショップとしてカウント。1,000円以上の購入が対象。 |
まとめ買いクーポン | 常時 | 購入金額に応じて最大15%OFF | 複数冊のまとめ買いに最適。 |
楽天Koboアプリの完全マニュアル:スマホ・タブレット・PC別
楽天Koboの読書体験は、使用するデバイスによって最適化されています。
ここでは、各プラットフォームでのアプリの使い方と特徴を詳しく解説します。
共通の基本操作:ライブラリと読書画面
どのデバイスでも、アプリの基本構成は共通しています。
ライブラリ: 購入したすべての電子書籍が表紙で一覧表示されるメイン画面です。
「最近読んだ順」「タイトル順」などで並べ替えたり、未読・既読で絞り込んだりできます。
また、「コレクション」機能を使えば、好きなテーマや著者ごとに本を分類する仮想的な本棚を作成でき、大量の蔵書を整理するのに非常に便利です。
読書画面: 画面の左右をタップまたはスワイプすることでページをめくります。
画面の中央をタップすると、メニューが表示され、文字サイズの変更、背景色の選択(白、黒、セピア)、明るさの調整など、読書環境を自分好みにカスタマイズできます。
iPhone/iPadでの使い方 (iOS)
iOS版アプリは、Apple製品に最適化されたスムーズな操作感が特徴です。
見開き(2ページ)表示: これは特にiPadユーザーにとって重要な機能です。
漫画や雑誌を読んでいる際にiPadを横向きにすると、自動的に見開き2ページ表示に切り替わることが多く、紙の書籍に近い感覚で楽しむことができます。
ただし、この機能は小説などのテキストベースの書籍では対応していない場合が多く、また一部のユーザーからは、ページが飛ぶなどの不具合が報告されることもあります。
万能ではないものの、ビジュアルコンテンツの閲覧体験を大きく向上させる機能です。
各種機能: テキストを長押しすることで、辞書機能の呼び出し、ハイライト(マーカー引き)、コメントの追加といった操作が直感的に行えます。
Androidスマートフォン/タブレットでの使い方
Android版アプリは、OSの特性を活かした柔軟性が魅力です。
SDカードへの保存: Android端末の大きな利点として、ダウンロードした電子書籍の保存先を、本体ストレージではなく外部のmicroSDカードに設定できます。
これにより、特に容量の大きい漫画を大量に保存しても、スマートフォンの内部ストレージを圧迫する心配がありません。
操作性: iOS版と同様に、メニューは画面上部の三点リーダーからアクセスでき、同期や設定の変更が可能です。
ハイライトやコメント機能も、テキストの長押しから簡単に利用できます。
パソコンでの使い方 (Windows/Macデスクトップアプリ)
PC用のデスクトップアプリは、大画面での読書だけでなく、ライブラリ全体の管理ハブとしての役割も担います。
インストール: 公式サイトからWindows用またはMac用のインストーラーをダウンロードして、PCにアプリをインストールします。
2ページ表示: 多くのユーザーが期待する機能ですが、残念ながら楽天Koboの公式デスクトップアプリには、見開き2ページ表示機能は搭載されていません。
表示は常に1ページずつとなり、マウスホイールやキーボードの矢印キーでページをめくります。
書籍の購入と管理: スマートフォンアプリとは異なり、デスクトップアプリからは直接電子書籍ストアにアクセスして本を購入できます。
また、後述する専用リーダーとの同期や、Calibreなどの外部ツールと連携した高度なライブラリ管理の拠点としても機能します。
読書体験を最大化する楽天Koboの便利機能
楽天Koboには、ただ本を読むだけでなく、読書をより深く、快適にするための機能が多数搭載されています。
本棚を整理する「コレクション」機能
ライブラリに数百、数千冊の本が溜まってくると、読みたい本を探すのが大変になります。
そこで役立つのが「コレクション」機能です。
これは、ライブラリ内に仮想的なフォルダ(本棚)を作成し、「漫画」「小説」「仕事用」「未読」など、自分の好きなカテゴリに本を分類できる機能です。
コレクションは各デバイスのアプリから簡単に作成・編集でき、一度作成すれば他のすべての端末にも同期されるため、どのデバイスからでも整理された本棚にアクセスできます。
読書を深める「ハイライト・しおり・辞書」機能
能動的な読書をサポートするツールも充実しています。
しおり: アプリは最後に読んだページを自動で記憶しますが、特に覚えておきたいページには、画面の右上隅をタップすることで手動で「しおり」を挟むことができます。
ハイライト&コメント: 小説やビジネス書など、テキストベースの書籍では、重要な文章を指でなぞって選択し、色付きのマーカー(ハイライト)を引くことができます。
さらに、ハイライトした箇所に自分の考えやメモをコメントとして書き加えることも可能です。
これらの記録はクラウドに保存され、後から一覧で確認できます。
辞書: 読書中にわからない単語が出てきた場合、その単語を長押しするだけで内蔵辞書が起動し、意味を瞬時に調べることができます。
国語辞典だけでなく、英和・和英辞典も利用できるため、洋書を読む際にも非常に強力なツールとなります。
複数端末での「同期」と「オフライン読書」
楽天Koboの利便性を支えるのが、強力な同期機能とオフライン機能です。
同期: 読書の進捗状況、しおり、ハイライト、コメントといったすべてのデータは、インターネットに接続されていればリアルタイムでクラウドに同期されます。
これにより、どの端末で読書を再開しても、常に最新の状態で続きを読むことができます。
オフライン読書: ライブラリにある本を一度端末にダウンロードしておけば、その後はインターネット接続がない場所、例えば飛行機の中や電波の届かない場所でも、いつでも読書を楽しむことができます。
家族で共有する際の活用術
端末台数無制限という特徴を活かせば、楽天Koboは理想的な「家庭の共有本棚」になります。
一つの楽天IDで家族全員のスマートフォンやタブレットにログインすれば、父親が購入したビジネス書を息子が読んだり、母親が購入した小説を娘が読んだりすることが、追加費用なしで可能です。
前述の「コレクション」機能を使い、「お父さんの本棚」「お母さんの本棚」といったように個別のスペースを作れば、ライブラリが混在することなく快適に利用できます。
楽天Kobo専用電子書籍リーダー徹底比較&おすすめモデル
スマートフォンやタブレットでも快適に読書はできますが、最高の読書体験を求めるなら専用の電子書籍リーダーがおすすめです。
なぜ専用リーダーなのか?スマホ・タブレットとの違い
専用リーダーが提供する価値は、そのディスプレイ技術「E-Ink(電子ペーパー)」に集約されます。
目の疲れにくさ: E-Inkは、スマートフォンのように自ら光を発するのではなく、紙のように周囲の光を反射して文字を表示します。
そのため、ブルーライトの刺激がほとんどなく、長時間読書しても目が疲れにくいのが最大の特徴です。
圧倒的なバッテリー持続時間: E-Inkはページの表示を切り替えるときにしか電力を消費しないため、一度の充電で数週間単位での利用が可能です。
毎日充電が必要なスマートフォンとは比較になりません。
屋外での視認性: 太陽光の下でも、紙の本と同じようにくっきりと文字を読むことができます。
光が反射して見えにくくなる液晶画面とは対照的です。
読書への集中: 専用リーダーは読書以外の機能を持たないため、SNSの通知や他のアプリの誘惑に邪魔されることなく、純粋に読書の世界に没頭できます。
Kobo電子書籍リーダー現行モデル徹底比較
楽天Koboは、ユーザーの多様なニーズに応えるため、特徴の異なる複数のモデルをラインナップしています。
Kobo Claraシリーズ (BW & Colour): 6インチのコンパクトな画面を持つ、エントリーモデルです。
小説などの活字中心の読書に最適で、持ち運びやすさを重視するユーザーに向いています。
安価なモノクロ版の「Clara BW」と、カラー表示に対応した「Clara Colour」から選べます。

Kobo Libra Colour: 7インチのカラー画面、持ちやすいエルゴノミクスデザイン、物理的なページめくりボタン、防水機能、そしてスタイラスペンによる書き込みにも対応した、最もバランスの取れた人気モデルです。
小説から漫画、雑誌まで、あらゆるジャンルを快適に楽しみたいなら、このモデルが最適解と言えるでしょう。

Kobo Sage & Elipsa 2E: それぞれ8インチ、10.3インチという大画面を搭載したハイエンドモデルです。
PDF形式の論文や資料を実寸に近いサイズで読んだり、Koboスタイラスペンを使って本格的な手書きメモを取ったりする、専門的な用途を想定したパワーユーザー向けの端末です。

楽天Kobo専用電子書籍リーダー全モデルスペック比較表
モデル名 | 画面サイズ | カラー対応 | 解像度 | ストレージ | 防水 | 物理ボタン | スタイラス対応 | 重量 |
Kobo Clara BW | 6.0インチ | なし | 300ppi | 16GB | IPX8 | なし | なし | 174g |
Kobo Clara Colour | 6.0インチ | あり | 150ppi (カラー) | 16GB | IPX8 | なし | なし | 174g |
Kobo Libra Colour | 7.0インチ | あり | 150ppi (カラー) | 32GB | IPX8 | あり | あり | 199.5g |
Kobo Sage | 8.0インチ | なし | 300ppi | 32GB | IPX8 | あり | あり | 240.8g |
Kobo Elipsa 2E | 10.3インチ | なし | 227ppi | 32GB | なし | なし | あり | 390g |
目的別おすすめモデルの選び方
小説メインで、持ち運びやすさ重視なら: Kobo Clara BW が最もコストパフォーマンスに優れています。
漫画や雑誌をカラーで楽しみたいなら: Kobo Libra Colour が最高の選択です。
7インチの画面サイズと物理ボタンが、快適な漫画読書体験を提供します。
PDFの閲覧や書き込みがしたいなら: 大画面で資料を扱いたいなら Kobo Elipsa 2E、携帯性も考慮するなら Kobo Sage がおすすめです。
【上級者向け】楽天Koboをさらに使いこなす応用テクニック
楽天Koboは、基本的な使い方以外にも、より深く活用するための様々な応用テクニックが存在します。
自炊(PDF・JPG)データの取り込みと閲覧
「自炊」とは、手持ちの紙の書籍をスキャナーで読み取り、自分で電子化することです。
楽天Koboの専用リーダーは、EPUBやPDFといった標準的なフォーマットに加え、漫画の自炊でよく使われるZIP圧縮ファイル(拡張子を.cbzや.cbrに変更したもの)にも対応しています。
自炊データを取り込む方法は主に3つあります。
USB接続: PCとKobo端末をUSBケーブルで接続し、PC上に表示される「KOBOeReader」ドライブに、自炊ファイルをドラッグ&ドロップする最も簡単な方法です。
Dropbox連携: Kobo端末を自身のDropboxアカウントと連携させることができます。
Dropbox内の「アプリ」フォルダに自動生成される「Rakuten Kobo」フォルダにPCからファイルを入れると、Kobo端末をWi-Fiで同期するだけで、ワイヤレスでファイルが転送されます。
microSDカード: 一部の旧モデルでは、microSDカードスロットが搭載されており、カードに保存したファイルを直接読み込ませることも可能です。
電子書籍管理ソフト「Calibre」の活用法
「Calibre(キャリバー)」は、PC上で動作する無料の電子書籍総合管理ソフトです。
これを利用することで、楽天Koboの体験をさらに向上させることができます。
メタデータ編集: 購入した電子書籍や自炊ファイルの書名、著者名、表紙画像などを自由に編集し、ライブラリを美しく整理できます。
フォーマット変換: EPUBファイルを、楽天Koboの独自拡張形式であるKEPUB(Kobo EPUB)に変換できます。
KEPUB形式にすることで、ページめくりの速度が向上したり、読書進捗の表示がより正確になったりするメリットがあります。
一括転送: CalibreのライブラリからKobo端末へ、ドラッグ&ドロップで簡単に書籍を転送できます。
特に「KoboTouchExtended」というプラグインを導入すると、転送時に自動でKEPUB形式に変換してくれるため非常に便利です。
海外からのアクセスとVPNの利用
楽天Koboは基本的に日本国内向けのサービスであり、海外からのアクセスではログインや同期が制限される場合があります。
海外出張や旅行中にライブラリにアクセスしたい場合、VPN(Virtual Private Network)サービスの利用が有効です。
VPNを使って日本のサーバーに接続することで、あたかも日本国内からアクセスしているかのように見せかけることができ、地理的な制限(ジオブロック)を回避して通常通りサービスを利用できます。
自己出版プラットフォーム「楽天Koboライティングライフ」
楽天Koboは、読むだけでなく「書く」ためのプラットフォームも提供しています。
「楽天Koboライティングライフ(KWL)」は、誰でも無料で電子書籍を出版し、楽天Koboストアで販売できる自己出版サービスです。

原稿をEPUB3形式で用意し、書誌情報や価格を設定するだけで、世界中の読者に自分の作品を届けることができます。
印税率は最大70%と高く、出版費用もかからないため、作家を目指す人にとって魅力的な選択肢となっています。
困ったときのトラブルシューティングQ&A
楽天Koboを使っていて発生しがちな問題と、その解決策をQ&A形式でまとめました。
Q: ログインできない
A: まずは楽天IDとパスワードが正しいか、全角・半角の間違いがないかを確認してください。
特に、ログイン画面で「楽天IDでログイン」が選択されているかを確認しましょう。
「Kobo」や「FNAC」のアカウントは海外ユーザー向けのもので、日本のユーザーは利用できません。
海外からのアクセスの場合、VPNの利用を検討してください。
それでも解決しない場合は、端末の再起動やアプリのキャッシュクリアを試みましょう。
Q: アプリが落ちる、開かない、動作が重い
A: 以下の手順を順番に試してください。
1.アプリと端末の再起動: まずはアプリを完全に終了させ、端末自体を再起動します。
多くの一時的な不具合はこれで解消します。
2.アカウントの修復: アプリの設定メニュー内にある「アカウントの修復」を実行します。
これは、ダウンロードした本を消さずにアカウント情報だけをリフレッシュする機能です。
3.ログアウト・再ログイン: アプリから一度ログアウトし、再度ログインします。
ただし、この操作を行うと端末にダウンロードした本がすべて削除されるため、再ダウンロードが必要になります。
4.アプリの再インストール: 最終手段として、アプリを一度アンインストールし、再度インストールします。
Q: 購入した本が表示されない、同期できない
A: まず、アプリで手動同期(iOSなら下にスワイプ、Androidならメニューから選択)を試してください。
それでも表示されない場合は、Webブラウザの「マイライブラリ」ページで、該当の書籍が「同期ON」になっているか確認します。
それでも解決しない場合は、上記の「アカウントの修復」や「ログアウト・再ログイン」が有効です。
Q: 専用端末がフリーズした、動かない
A: まずは電源ボタンを15秒以上長押しして、強制再起動を試みてください。
バッテリーが完全になくなっている可能性もあるため、1時間以上充電してから再度試すことも有効です。
それでも改善しない場合の最終手段は「工場出荷時リセット(初期化)」です。
設定メニューから実行できますが、端末内のすべてのデータが消去され、再設定が必要になるため、実行は慎重に行ってください。
Q: 領収書を発行したい
A: 2023年9月以降の購入分については、楽天市場の「購入履歴」ページから、該当注文の詳細画面を開き、「領収書・請求書」ボタンから発行できます。
それ以前の購入分については、楽天Koboの領収書発行専用ページから、注文番号を入力して発行する必要があります。
宛名は発行時に変更可能ですが、一度発行すると修正できないため注意が必要です。
まとめ:楽天Koboで始める、新しい読書生活
この記事では、楽天Koboの基本から応用まで、あらゆる側面を徹底的に掘り下げてきました。
楽天Koboの核心的な価値は、楽天ポイント経済圏との強力な連携にあります。
購入ごとにポイントが貯まり、貯まったポイントで新たな本が買えるというサイクルは、特に楽天ユーザーにとって他に代えがたい魅力です。
さらに、頻繁に開催されるキャンペーンやクーポンを戦略的に活用することで、電子書籍を驚くほどお得に手に入れることが可能です。
また、カラー電子ペーパーを搭載した専用リーダーの存在は、漫画や雑誌を最高の環境で楽しみたいユーザーにとって、Kindleに対する明確な優位点となっています。
端末台数無制限のライセンスは、家族で本棚を共有したい家庭にも最適です。
これらの特徴から、楽天Koboは以下のような方に特におすすめできるサービスです。
楽天のサービスを日常的に利用する「楽天経済圏」の住人
キャンペーン情報をチェックし、最もお得な買い方を追求する賢い買い物客
漫画や雑誌を最高の画質と読みやすさで楽しみたいビジュアルコンテンツのファン
一つのライブラリを家族みんなで共有したい方
もちろん、アプリ内で購入が完結しないといった独特の仕様もありますが、この記事で解説した手順と知識があれば、そのハードルは決して高くありません。
あなたも楽天Koboを使いこなし、ポイントを賢く貯め、多彩なキャンペーンを駆使して、豊かで経済的なデジタル読書生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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